ワーホリ体験記⑦〜いざ、グリフィスへ〜

みなさんこんにちは!!
スプレーマンです♪

本日は、第7回
人生が変わるワーキングホリデー
〜いざ!!グリフィスへ!!〜

について話ていきたいと
思います。

それでは、行きましょう♪

いざ、グリフィスへ

僕はエージェントのオフィスを出て、
ルンルン気分で近くのスタバに入る。

そこでグリフィス行きの
電車とバスのチケットを取った。

『よし、これでOK!!』

『働くぞー!!』

と、燃えていた。

僕はホテルに戻って
移動の準備を開始。

この時、
日本からシドニーに着いて、
1週間がたった時だった。

そして、ついに

移動日当日

シドニーのセントラル駅に着き、
時刻表を見上げる。

現在の時刻は朝の7時11分。

そして電車に乗り込み、自分の席は
ファーストクラス!!

なぜファーストクラスか??

普通席が満席だったから。笑

そしていざ、出発!!!

シドニーを出発して2時間後、
当たりは家1つ無くなる。

本当に何も無い。

電車から見えた
景色

草原だらけ・・・笑

おい!!大丈夫か??

と、思いつつ、
無事到着。

到着したのは、

ワガワガ駅。

可愛い駅だった。

ここで電車からバスに乗り換え
グリフィスへ移動だ。

ワガワガ駅には
バスが待機してて、
すぐに乗車出来た。

ラッキーー!!と思い
車内に乗り込むと、、

温度、、、31度。。

絶好調に燃えてやがるぜ!!

そんでバスが出発ーー!!

走る事、
2時間、、、、
やっとグリフィスに到着!!

場所はここらへん!!

バスから降りて、
当たりを見渡すと何も無い、
一緒に降りた、フィリピン人家族と
僕以外、誰も居ない。

まさに砂漠の真ん中に
降ろされた気分だ。

※写真
後方は一緒に降りたフィリピン人家族。

仕事先に連絡

『あ、そうだ!!電話しなきゃ!!』と
藤田さんからもらった
番号の書いた紙を取り出し、
電話する。

『・・・』反応無し。

『おいおいおい』とツッコミをいれる。

もう一度連絡。

『・・・・・』反応無し。

『おいおいおいおい!!』

藤田さんに連絡する。

そしたら、
『今、仕事中だと思いますので、
18時まで待ってみてください』と。

時刻は17:30

『わかりました』と
電話を切る。

気分を紛らわせようと、
辺りを歩くが、何も無い。

木に止まってる変わった虫を見たり、
無人の駅内に入ってみたり。

そんな事をしてると、

『♪♪♪♪』

着信キタ−−!!

僕『へ、へろー』

韓国人『HELLO』

1分程話すと、
今から来てくれるらしい。

だが韓国人の声は
疲れきっていた。

それから待つ事20分。
1台の真っ黒な車が
猛スピードで僕の元へ来る。

そして、目の前で急ブレーキ。

あぶなっ!!

中から筋肉隆々の韓国人2人が
降りてくる。

そして、
僕のキャリーバックを
無言でトランクに入れ、一言、

『Come in』

『おー!!カムイン!乗れと!』
分かったでーと、何も会話せず、
車に乗り込む。

車内はノリノリの
K-pop。

が、車内は全然ノリノリではない。

会話する事無く、
15分ほど走り続けると、
一軒家の前で止まった。

韓国人は、
家の中に案内してくれて、
『もう少しで
みんな来るから、
ここで待ってな』と言い残し、
また車でどっかへ消えてしまった。

ココがメロン工場で働く人の
シェアハウスらしい。

僕は無人のリビングに
取り残され、家の中をぐるぐると
歩きまわる。

キッチンは全て韓国語、
英語の食材ばかり。

『あー腹減ったな・・』

ソファーに寝て、携帯をいじる。

それから待つ事20分、
1台の白いマイクロバスが
家の前に止まる。

※こんな感じのバス。
(イメージ)

キターーーー!!!

窓越しにバスを
見つめる。

バスのドアが開き、
蛍光色の服を着た人達が
ゾロゾロと降りてくる。

その姿は戦場から生還した
戦士のような貫禄があった。

うわ!!こっちへ向ってくる!!

そりゃそうだ、
ココが彼らの家なのだから。

なんて声かけようかなー、
『母国語で話しかけると
仲良くなれる』って聞いた事がある。

よし!!韓国語で挨拶しよう!!

ガチャ、ドアが開く。

僕は言った
『アニョハセヨー!!』

すると、男達は一斉にこっちを見る。

そして、沈黙・・・・・

『やべ、間違いなく、
スベッた』

いや聞こえてなかったんか、
と思い、

もう一度、
『アニョハセヨー!!』

するとまた反応ない
これは完全にスベってる。

やばっ。。

すると通り過ぎる男達の中に
『HELLO』
『HI』
『コン二チハ』

と、返してくれる人がいた。

僕は救われた。

ホッとしていると、同時に
1つの気づきがあった。

みんな
めっちゃ疲れてるなー

って。

その中に日本人を見つけ、
仕事について聞いてみた。

その日本人はここの
メロン工場に来て
8キロ痩せたらしい。

そして、
このメロン工場には
4つの仕事があるという。

メロン工場
4つの仕事

①ピッキング作業
(メロン狩り)

②選別作業
(売れるメロンか、
売れないメロンか見極める)

③パッキング作業
(箱詰め)

④スタッキング作業
(箱運び)

その日本人は
パッキングの仕事をしていると言う。

パッキングの
仕事内容を詳しく聞くと、
選別されたメロンが
大量に転がってくるから、
大きさを瞬時に見極め
箱詰めするらしい。

でもその男いわく、
まだ本シーズンじゃないから、
そんなに忙しくないという。

僕は聞いた、
『日本人はあんただけ??』


『いや、他にもシェアハウスがあるから、
そこにも日本人いるよ。
でも最近来る日本人は
スタッキングで働かされて、
すぐ辞ちゃうね。
時給いいから来るんだけど、
1週間ももたないね。』


『おいおいおい、
俺スタッキングやりに来たんやけど』


『まじ??』と、苦笑。
『とりあえす、、頑張れ。』と
言い残し、その男はどっかへ
行ってしまった。

なるほど、、、、、
だからエージェントで
『腰痛あるのか?』とか色々聞かれたんだ。

うわっ・・スタッキングって・・・
キツいんだ・・・

まじか、、まじか、、
一気に不安になる。

でも、、もう戻れない。

時刻は19時、、、
急に不安になり、
ソワソワし始める。

そして次の日から、

本当に厳しい戦いの
始まりだったんだ。。。。

次回 :
いざ、グリフィスへ

人生が変わったワーホリ体験記
スプレーマン

 

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ABOUTこの記事をかいた人

2009年体育大学を卒業し体育教員となり、 6年通算1000人以上の子ども達に体育指導を行った。 2013年動画サイトで『スプレーアート』と出会い、人生が爆発。 独学でその技術を取得し、2014年東京都公認パフォーマー『ヘブンアーティストライセンス』を取得。2015年日本人初、ニューヨーク単独パフォーマンス成功。同年6年間勤めた体育教員を辞め、プロスプレーアーティスト、SPRAYMAN(スプレーマン)となり、日本を中心に世界100カ所以上でパフォーマンスを達成。2017年、相模原市で開催されたライブペイント大会にて『グランプリ受賞』『オーストラリア シドニーパフォーマンスライセンス取得』2019年電子書籍の出版を機にプログラマーへ未経験からの挑戦を始めた。